2011年12月30日金曜日

MINIで温泉に行く、という贅沢。

みなさま、こんにちは。
本日も雪が降ったりやんだりしております。今夜からジーノで実家に帰りますが、大丈夫かな。
大丈夫、ということにして本題へ。

明日はもう大晦日ですが、みなさまは忘年会などを済まされたでしょうか?
わたくしは昨日、温泉とカニと但馬牛目指して兵庫県美方郡新温泉町にある、湯村温泉郷に行きました。
温泉仲間K氏と、 兵庫県美方郡の老舗旅館『井づつや』にて日帰り温泉&昼食のスペシャル忘年会です。
キラキラseiキラキラ
http://www.izutuya.com/

わたくしにとっては、一年の締めくくりにかっちょいいクラブマンに乗っけてもらえ、運転は任せて外の景色に魅入り、美食を堪能し、温泉につかってこの一年に悔い無し!!のプランです。
行き帰りを運転して下さり、ペラペラ喋っては半分寝る、を繰り返す沖田に付き合ってくださった同行者の方のご意見は伺いますまい。。。

朝八時に迎えに来て頂き、途中、舞鶴自動車道の西紀SAなどに寄りながら。
こちらはK氏おススメの、『飲んじゃえ丹波』という飲むヨーグルト。細〜いストローが付いていたのですが、ストローが細いと吸い上げるのにちょっと苦労するほど濃厚です!
溶かしたゼラチンを加えたら、そのままおいしいチーズケーキになりそう。
うまー。

道路の雪を心配しつつ行ったのですが、除雪車のおかげで車の通るところは大丈夫でした。
しかし町並みは。。。


トンネルをひとつ抜けるたびに、

どんどん真っ白に。


井づつや到着〜。
ものすごく立派な門構え、の写真を立派さに圧倒されて取り忘れ、無念。
フロントで受付の際に、お土産の巾着袋を頂きました^^中には白いタオルが入っています。こういうちょっとしたお土産って、うれしいものです。
ではでは、昼食前にひとっぷろ。


最上階に位置する展望浴場からは、雪の湯村が見渡せます。
井づつやさんには、展望浴場以外に、いくつもの浴場があります。
この展望浴場の特色は、なんといっても''洗い場が畳''であること。
以前もこの宿を利用されたK氏から、お話は伺っていたのですが、今ひとつピンとこず、妄想力はMAXなれど己の想像力の無さを痛感しておりました。。。
今回、晴れて自分の目で確かめることに^^

いそいそと服を脱ぎ、浴場への扉を開けるとそこには。。。あら?扉が開かないじゃないか。。。ドアノブを持って回そうとしても、鍵がかかっているのです。何かの陰謀か。年末くらい落ち着いて過ごさせてくれ、組織よ。。。
しばらくガチャガチャやっていましたが、もう一つ引き戸があるのでそちらを試したところ、引き戸はスルスルと開いて、硫黄の匂いと湯煙がわたくしの裸体を包んでいきます。
裸体の前に『美しい』を入れるかどうか迷った結果、今回は見送りました。今回のみ。

どうやら最初に回したドアノブは、従業員の方が利用する通用口だったらしい。。。
高級旅館の女湯に現れた不審者として年末を締めくくることにならなくて本当に良かった。。。

中央奥に程よい大きさの桧風呂がしつらえてあり、洗い場は、わぉ〜なるほど。これがウワサの畳敷きかぁ〜。
清掃の行き届いた浴場は、床一面に防水畳が敷き詰めてあり、身体を流すところだけがすのこ状の木組みになっています。日頃の疲れは石けんの泡と共に、すべてここに流れ落ちていきます。
備え付けのシャンプーやコンディショナーも、上品な良い香り。温泉の効果と相まって、髪の毛がさらさらになりました。
湯船につかると、わたくし的に「これ以上も以下も無し!!」という感じのベストなお湯加減。やるなぁ。。。
お湯も、桧の浴槽そのものも、とても滑らかな肌触りです。
そして、入った人の肌もすべすべに。「ヒゲ剃ったあと、自分の肌をずっと触ってしまう」とK氏はおっしゃっていましたが、お気持ちがよくわかります。
わたくしも、寝る前に自分の顔や腕をずーっと触っていました

露天気分を味わえるよう、一枚の窓は開けてあります。ひやりとした外気が吹き込めど、身体は心地良いお湯の中。
頭寒足熱で、のぼせずじっくり温泉を楽しめます。はー、極楽極楽。

昨年もK氏と忘年会をし、そのときは城崎温泉に行きました。
その様子は、放置しっぱなしのわたくし個人のブログに載っけていますので、年末年始ちょいと暇だとおっしゃる方におススメです↓
http://costa-kio.com/wordpress/?p=5

城崎では、立寄り湯にて自らの着ていた服で温泉上がりの身体を拭いた乙女ですが、今年の井づつやさんは「どんどん使ってください」と言わんばかりにタオルが常備してあり、着るものを減らさずに済みました。
しっかり温もり、昼食は個室で。何と贅沢なことよ。。。





新鮮なお刺身、山海の幸を使った前菜、野菜と魚介の天ぷら、もちろんカニと但馬牛も!
大きな角切りのステーキは、見た目はかなりしっかりした印象なのですが、噛むと口の中でとろけます。
ステーキ用のソースも小皿にあるのですが、添えられたにんにくチップと共に、そのまま食べるとグー。甘みのある肉汁が、これでもかというほど溢れます。うまー。


おいしかった、具沢山のお味噌汁。
鶏のつみれやごぼう、里芋などがごろごろ入っています。煮たにんじんが苦手なので、それだけは申し訳ないけれどノーサンキューでした。。。
ご飯はおかわりもできるのですが、何しろ次々いろいろなものが出てくるので、それだけでお腹いっぱい。カニを無言で掘り続け、「私が静かなのはカニを食べている時だけですね〜」と冗談まじりに笑いながら言うと、「うん」と真顔で頷くあの人でした

たっぷり大満足の昼食後は、しばらく休憩して今度は地下の温泉へ。
露天の岩風呂や桧風呂があり、展望浴場とはまた違った趣です。温泉の熱で溶かされた雪の雨が屋根から落ちて来て、なんとも良い風情。
散り落ちたもみじの葉が、湯船の底に一枚二枚沈んでいたのが美しかった。
あまりに気持ちの良いお湯なので、長風呂をしてあの人を待たせてしまいました。かたじけない。。。

食事の時は雪が降っていたのですが、温泉街をぶらぶらする頃には雨に変わっていました。
川沿いに足湯や『荒湯』と呼ばれる源泉湧き出る場所があり、源泉の温度は90度以上とのこと。
すぐそばのお土産屋さんで、生卵や野菜などを購入できます。
この卵を買っている最中に、身体のすぐそばを何かがすごいスピードで通り過ぎたとお思った瞬間、すごい音が。。。
高い高いお土産屋さんの屋根からの落雪でした
みなさまも雪国へお出かけの際はご注意ください。

落雪で驚いた心はおいしいもので癒さねば。さっきがっつり食べたけれど、それはもう過去のことなのです。わたくしよ、拓け未来を。卵食べるだけで未来が拓けるのなら、食べた方がお得です。


ネットに入れて荒湯につけることしばし。
得意のピンぼけですが、絶妙な固さのゆで卵に変身!
卵を買うと、小さな紙包みに入ったお塩ももらえます。ちょんちょんとつけて、うまー。
奥に写っているのが、荒湯と、卵などをつけておけるスペースです。
外はとても寒かったのですが、この場所は常に熱い蒸気が立ち上っていて、岩盤浴かミスト・サウナのように心地良い温かさでした。

時々雪にハマりながら街を歩いていると、こんな車が飾ってありました。
ラブリー♥akn♥はーと
ミゼットかなと思ったら、『Humbee』という車でした。
実物のオフホワイトもかわいいけど、ポスターのツートンもいいな〜。
何となくフランスで売れそうな気がします。

冷たい雨が降り続け、温泉街探索は、とても楽しいのだけれど身体が芯まで凍り付きました^^;
旅館に戻って傘を返し、クラブマンに乗り込み、夕暮れの湯村を後にしました。
さすがMINI、エアコンがあっちゅー間に我々を温めてくれます。
「温泉は気持ちが良いし、料理も最高だった。けど、一番心地良いのはMINIの中」とK氏と再確認したのでした。。。
帰り道は「コーヒーでも」と立ち寄った『村岡ファームガーデン』でなぜだかがっつりラーメンを食べ、その後『道の駅但馬まほろば』にて、朝飲んじゃったヨーグルトのでっかいサイズを買い、ゼラチン混ぜてケーキにしようと、新たなお楽しみを抱えて帰宅したのでした。
村岡ファームガーデンと、道の駅但馬まほろば情報はこちらから キラキラseiキラキラ

http://www.farm-garden.jp/

http://www.green-wind.co.jp/

K氏のクラブマン。今年もたくさんお世話になりました。
絵画風にしてみましたが、加工しなくてもそのまま絵になるのがMINIですね^^;

もう少ししたら家のお風呂に入りますが、昨日の温泉成分を洗い流すのが嫌でぐずぐずしております。。。ぼちぼち入ってくるか。。。すべすべお肌よさようなら(;;)

それではみなさま、また次回〜。

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